野菜作り・畑

Takeshiの20年近くにわたる野菜作り・畑・水田の実践。permaculture(パーマカルチャー)と biotope-ecosystem-wholeness(ビオトープ)と agile-health-kaizen(食の全体論)をつなぐ、暮らしの中核的実践。

一言で言うと

「自分で必要なものは自分でつくる」という体験と、「休耕地を活用する」という試み。

そして現在進行中の概念的移行:

「人の食べる食べ物を育てる」だけではあきたらず、「人と人以外の生物が共生する畑+ビオトープ」という概念に移った。

── つまり、「人間のための生産」から「人と他の生きものの共生」へ 活動の中心軸が移行しつつある。これは biotope-ecosystem-wholeness へと連続的につながる動き。

Phase A(〜2022頃): 自分で食べるものを自分でつくる・休耕地を活用する
            ↓
Phase B(2022〜): 人と人以外の生物が共生する畑+ビオトープ

20年のスケール拡張

自分は、20年近く、ベランダのプランター菜園から始まり、庭の菜園、市民農園、耕作放棄の畑、休耕田とステップアップして、野菜や稲作やらを一通り自分で体験してきたので、市場に出回る野菜や米が、何が簡単で、何が難しいか、できること、できないことが、大体わかるようになった。これからの時代、一人ひとりが自分の食べるものがどうできているかを、一通り知っておいた方が良いと思う。micro.tkskkd 2025-04-12)

プランター菜園(2005〜2009頃):東京時代
    ↓
庭の菜園(2010愛媛移住後〜, 2022で12年目)
    ↓
市民農園
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耕作放棄の畑 = 友達と借りた畑(2017〜, 2022で7年目)
    ↓
おやじの会畑(2021末〜)
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内子の耕作放棄水田の米作り(2022〜, 無農薬)
    ↓
湿地ビオトープ保全・復活(→ [[biotope-ecosystem-wholeness]])

並走状態(2022/5/10 Scrapbox):

自宅の庭の菜園(12年目)と友達とやってる畑(もうすぐ7年目)とおやじの会有志で始めた畑(昨年末から)と今年からはじめた内子の耕作放棄水田の米作り。手をぬいているとはいえ、やりすぎな気もする。まぁどれも楽しんでやっているのでいいか。

思想的立ち位置

自然農・パーマカルチャー的アプローチ

  • 2011年 permaculture 関西デザインコース参加が起点
  • 無農薬・無化学肥料
  • 雑草を敵視しない:草が畑に生えているのは問題だ!?(giantech 2015-07-24) — 問題解決アプローチの違いを畑の雑草で議論
  • 竹内孝功『1㎡からはじめる自然菜園』『野菜の植え合わせベストプラン(コンパニオンプランツ)』
  • 大植久美/吉村優男『自然農の米づくり』(川口由一監修)

「食べる」と「育てる」の不可分性

野菜育てるときは、やっぱり育てると食べるがセットになってないと育ててから食べ方考えることになりがちなので、食べたいものを育てるのがいいし、育てるときは食べるとセットで考えるのがよい。食べ方と育て方は不可分だね。(Scrapbox 2022/5/21)

agile-health-kaizen wholeness-health の「自然の意に沿った食べ方」と同型の認識論。→ zoka 造化に従う

「小さな循環」の入口

パーマカルチャーというと「田舎で自然に囲まれて循環する豊かな生活」というイメージがある。ここからだと最初の一歩が大きすぎる。生ゴミ堆肥をプランターに使う、庭の雑草や剪定くずを堆肥にする、風呂水を水やりに使う、小さな循環のサイクルをはじめ広げていく「いまここ」から始めよう。(2022/9/26 Scrapbox)

協働作業の平等原則

6年位友達と畑借りてで野菜作ってて思うのは、それぞれがそれぞれの事情で来れないときもあるので厳密に言うと個人の貢献度って差があるのは事実だけど、そういうのを考えて取り分とか変えたら色々面倒なので常に平等に均等割。協働作業ってもともとはこんな感じだったんじゃないかなという仮説。(2021/11/19)

特異な関心: 野菜品種のオープンソース化

農業と知的財産の交差点への問題意識。2020年にOpen Source Seed Initiative(OSSI)等の動向を記事で紹介:

ソフトウェアのOSSの思想を農業の品種(固定種・在来種)に拡張する発想 ── アジャイル・XPから流れるオープンソース精神が種子の世界に接続する、Takeshiらしい横断的視座。

アクアポニックス実験(2014)

金魚飼育と野菜栽培を同じ水で循環させるシステム。Facebook実験記録を2019年にnoteへ転記:

畑ログシリーズ(note.com 2017〜2020)

週1ペースで続けた畑の作業記録。生き物発見、雑草との格闘、収穫、焚き火、焼き芋など。note.com移行前のマガジン m2d6dbca25b5b に集約。

2017年(友達と借り畑の本格始動)

2018年

2019〜2020年

水田・米作り(2022〜)

内子町の耕作放棄水田を復活させ、無農薬で米作りに取り組む新しい展開。ビオトープ化と同時進行。

テーマの展開: 「人のため」から「共生」へ

Takeshi自身の言葉による移行の整理:

パーマカルチャーは人にとっての有用さ・機能を重視するので生物多様性や在来種の概念が足りないし、ビオトープは人のための生産についての側面が少ないので、両者を組み合わせることが不可欠だという結論に達している。(micro.tkskkd 2024-07-10)

関連note記事:

自然農 → 採集 → 共生(畑+ビオトープ) という段階的な認識の深化。permaculture の「人にとっての有用さ」中心主義を超え、biotope-ecosystem-wholeness の「人以外の生物」と統合する視座へ。

スキルについての自省

たとえ10年週1で畑で農作業していても、畑に行く回数が年で50回程度だとすると、毎日畑に行く人の1/7なのでスキル的にも1/7のような気がする。いや真剣にやってない分さらに濃度が薄いから1/10くらい?なので10年畑やってても真剣にやった1年の経験の人と同じくらいかな?(2022/5/11)

長く続けていることと、スキルとして身体化されていることの違いを自覚。

象徴的スケッチ

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関連書籍(Scrapbox記録)

  • permaculture 系:『パーマカルチャー菜園入門』★★★★★、『パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン』★★★★★、『Permaculture One』
  • 自然農系:竹内孝功『1㎡からはじめる自然菜園 草を活かして、無農薬で野菜がぐんぐん育つ!』、同著『野菜の植え合わせベストプラン コンパニオンプランツ』
  • 『自然農の米づくり』大植久美・吉村優男(川口由一監修)
  • 伯宮幸明『百姓レボリューション』1〜3
  • 高田宏臣『土中環境』★★★★★
  • 『土 地球最後のナゾ〜100億人を養う土壌を求めて〜』

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